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除雪機でも死亡事故は起きる? 除雪機事故の原因と事故防止の注意点!|「下敷き」と「挟まれ」に気を付けろ

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除雪機
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今回は「除雪機の事故」についてお話しします。

 

除雪機の事故のほとんどは、「除雪機に乗り上げられる事故(除雪機に轢かれる事故)」「除雪機と障害粒の間に挟まれる事故」です。

 

これを防ぐにはやはり「周囲の確認」が必須です。人がいないか、障害物はいないか。基本中の基本ですがこれを怠ると大きな事故に発展するので注意してください。

 

またオーガ(回転刃)に巻き込まれる事故も少なくないので、点検時は必ずエンジンを停止してから行うようにしましょう。

 

ちなみに「操作が面倒」という理由で「デッドマンクラッチ」を固定している人がいますが論外です。事故を招きかねないので絶対にやめてください!

 

消費者庁が2018年12月に発表したところによると、2017-18降雪シーズンの除雪機による「死亡事故」は、全国で8件起きたということです。

 

除雪機による事故の合計は全国で90件。うち死亡事故を除く重症事故は46件とのこと。自動車のように高速運転する訳でもない除雪機で、なぜこのような事故が発生するのか。この点について解説します。

 

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除雪機でも死亡事故は起きる? 除雪機事故の原因と事故防止の注意点!

 

【1】除雪機の「事故」にはどのような種類があるのか?

除雪機に轢かれたり挟まれる「死亡事故」が多い

 
除雪機による死亡事故の詳細の全てが発表されている訳ではありませんが、分かっている限りにおいて、死亡事故の種類は次のようなものです。

 

  • 除雪機の後退運転中に誤って転び、そのまま除雪機に乗り上げられる。
  • 運転中の除雪機と壁などの障害物に挟まれる。

 

以上のように除雪機本体の重量がもろにかかったり、身体を挟まれると骨折した骨が内蔵に刺さり、また内蔵が破裂したりするなどして死亡に至るケースが多いとされています。

 

「周りに人がいないか」と「障害物はないか」の確認は怠らずに

 

小型機といえども除雪機の重量は80kg以上あります。

 

まして大型・中型除雪機はいわずもがなの重量級。そのような除雪機が予期せぬ形で身体にのしかかってきたら大ケガは間違いなく、運が悪ければ死亡事故に発展することも十分あり得るということです。

 

現に、事故全体の1割近くが死亡事故なのですから、これはかなりの確率と言えるでしょう。

 

初めて除雪機の運転を行った時、予想外のパワーに驚きませんでしたか? 慣れている方でも「危ない!」と思った経験も少なくないのではないでしょうか?

 

徐々に慣れてくるとある程度の危険は事前に回避できるようになります。ただ問題はそこからで、慣れが日常になってくると油断になるんですよね。その油断が予期せぬ事故を発生させる原因となります。自動車の運転事故と全く同じ理由ですね。

 

また、自分がケガするだけならまだしも、他人を巻き込んでケガをさせるような事態になったら最悪です。除雪中は、くれぐれも周りに人がいないかを確認し、もし人がいるようであれば、細心の注意を払い除雪機を運転しましょう。

 

人が近づいてきたり人の近くに除雪機を移動する際は運転を一時中断し、その人が除雪機から遠ざかったのを確認してから運転を再開するのがベストです。当たり前ですけどね。当たり前が当たり前じゃなくなった時に事故は発生します。

 

そして除雪を開始する際は、建物や雪山などの障害物の存在をしっかり確認した上で、特に障害物の近くを除雪する際は十分に注意しながら行いましょう。

除雪機の操作を誤ったことにより、自らの身体を傷つけてしまう自損事故や、建造物等を壊してしまう物損事故が起きないように気を付けてください。

 

シューターやブロアに詰まった雪を取り除く時は要注意!

 

オーガへの巻き込みも注意が必要です。

 

死亡事故にまで発展することはそれほど無いようですが、除雪機事故全体で最も多い件数となっているのが、除雪機のシューター(除雪した雪の投雪口)やブロア(集めた雪をシューターに送る回転羽根)に詰まった雪を取り除こうとして起きる「オーガ(雪を砕いてブロアに送る回転刃)部分への巻き込み事故」です。

 

工場などの機械事故と同じく、高速回転している鋭い鉄の板の中に腕や指を入れれば、あっと言う間に巻き込まれて大ケガとなることは当然のこと。

 

たとえオーガの動きを止めていたとしても、不注意や故障による機械の誤作動は十分起こり得ることです。それはこの「オーガ事故」が除雪機事故の中で最も発生件数が多いという事実が証明しています。

 

【2】除雪機事故の原因とは?

 

デッドマンクラッチの固定は「問題外」だ!

 

除雪機事故における故障以外の原因のうち、最も多いのが「デッドマンクラッチの固定」と言われています。

 

デッドマンクラッチとは走行や除雪の操作をするクラッチレバーのこと。ハンドルに付いているレバーを離すと走行を停止し、オーガとブロアの回転を停止させる安全装置です。

 

その安全装置であるデッドマンクラッチを、操作が面倒という理由で、紐などで固定したままの状態で除雪機を運転する人が少なからずいるようなのです。

 

このような誤った操作方法により、除雪機が停止せず身体が挟まれたり、また、オーガに腕が引っかかって巻き込まれるという事故内容が報告されています。安全装置を故意に外して運転している訳ですから、この種の事故は「不注意ではなく油断による怠慢」が原因です。絶対にしないようにしてください。

 

除雪と走行のクラッチ不良は必ず修理する!

 

また、固定こそしていなくとも、デッドマンクラッチが故障していたり、調子が悪い状態のままで除雪機の運転を継続すると、同種の「除雪機が暴走」するという事故も多数報告されています。

 

いずれにせよ、デッドマンクラッチは除雪機における最重要「安全装置」です。取り扱いは慎重かつ適切に行いましょう。

 

走行クラッチと除雪クラッチに少しでも不調を感じたら、必ずチェックした上で修理したほうがいいですね。デッドマンクラッチの修理は簡単な調整と部品交換のみの作業です。「機械いじりは苦手だから……」と思っている人でも、除雪機ユーザーならばこの修理だけは必須です。

 

雪詰まり処理はエンジンを一度切ってから!

 

シューターやブロアの雪詰まりの除去作業ですが、除雪のデッドマンクラッチを外していれば、基本的にはオーガとブロアは停止していますから、理論上は問題なく行えることになります。

 

ですが、やはり機械は機械。いつ何が起きるかは分かりません。いざ誤作動が起きてから後悔しても遅いのです。

 

マニュアルにも記載してあるはずですが、やはり雪詰まりの除去作業を行う際は、一度、エンジンを停止させることが基本です。「もう一度エンジンをかけるのが面倒」とついつい思いがちですが、除雪機をある程度稼働させた後なら、エンジンは十分に暖気されていますので再始動は簡単一発です!

 

自らの安全を考え、基本作業のルールは守りましょう。

 

【3】万が一のための「賠償責任保険」

 

除雪機にも「保険」はある!

 

「除雪中に飛ばした雪が、誤って農家のビニールハウスに直撃し損壊させてしまった……」

「除雪機の不注意運転で他人をケガさせてしまった!」

 

こういった時、自動車の任意保険にあたる「賠償責任保険」が除雪機にもあるのはご存知ですか?

 

HONDAとYAMAHAの除雪機二大メーカーでは新車購入時から1年間、最大1億円の「賠償責任保険」が、保険料無料で備え付けられています。

 

除雪機の保障保険はあくまでも「他人が対象」のもの

 

ただし二大メーカーの新車無料保険は、あくまでも除雪中に他者をケガさせてしまったり、他者の財産を傷付けたりといった事故に対しての賠償補償制度です。

 

自分や家族がケガをしたり、もしくは自分の財産を傷付けたりといった自損事故に対しての保証ではありません。これは会社法人に関しても同様となります。

 
「じゃあ自分や家族に対する保険はないの?」という疑問が生じますよね。ご安心を。除雪中の事故により、自分や家族が死亡したりケガをした場合の保険も、もちろん有料ですが存在します。

 

ただ注意が必要なのは、メーカーの新車保険同様、他者に対する損害賠償補償は最大1億円が設定されてはいるものの、自分や家族が死亡したり、ケガをして入院したりした時の保険金は「ものすごく安い」ということです。

 

しかも、自分が所有する財産を傷つけた場合の補償は設定されていません。「物損補償に関しては、あくまでも他者の所有物を傷つけた場合のみが対象」となります。

 

以上のことからお分かりのように、除雪機の保険は、あくまでも「他者に対する賠償保険」というのが基本です。

 

「自分(家族含む)に対する補償はあまり出来ない」というのが除雪機に対する損保会社の評価なのです。

 

つまり、除雪機は「誰でも安心安全」というものではなく、往々にして「事故はあり得るもの」と考えられていると言ってよいでしょう。

 

これらの事実から、改めて除雪機の事故防止に関しては、自分自信が十分に注意し、かつ除雪機を十分管理しなければならないということを理解してください。

 

まとめ

 

除雪機の「事故」という側面を、いろいろな角度からチェックしてみました。

 

現代では、自動車は「生活必需品」として認知され、メーカーも相応の安全対策を施し、また、保険会社も手厚い保険制度を設定しています。

 

ですが、除雪機に関しては、決して「必需品」ではありません。自らの責任において運転・管理することが、半ば義務付けられているモノと考えた方が間違いないのです。しかし、それは個人が所有するには難しいという意味ではなく普通にするべき注意管理さえ怠らなければ、極端な問題は発生しないモノという理解をしてください。そう考えさえすれば、除雪機の事故は滅多に起きないと言ってもいいと思います。

 

事故は必ず不注意から起きるもの。そのように自分を戒め、安全な除雪機ライフを送ってください。

除雪機
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