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除雪機の寿命がおよそ「10年」と考える2つの理由/除雪機の寿命を延ばすポイントは日ごろの「メンテナンス」

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除雪機
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「除雪機の寿命は一体どれくらいなの?」

 

という疑問に答えます。

 

もちろんハッキリと決まっているわけではありませんが、除雪機の寿命はだいたい「10年」と考えるのが妥当です。

 

理由は主に2つあって、「メーカーの部品供給期間」と「減価償却費」が「10年」であることから、そのように考えます。それぞれの理由については、以下詳しく解説しています。

 

除雪機の購入を検討している方、または除雪機初心者の方が気になることとして、除雪機の「寿命」があるのではないでしょうか。

 

高価な買い物となる除雪機ですから、誰しもが気になって当然です。

 

除雪機の寿命問題を考えつつ、どうやったら除雪機の寿命を伸ばすことができるのか。いくつか具体的な延命策を考えたので、こちらもあわせてご参考にしてください。

 

今回はそんな除雪機の「寿命」面について検討していきます。

 

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除雪機の寿命はおよそ「10年」くらいと考えるべき3つの理由

 

【1】除雪機の一般的な寿命ってどのくらいなの?

 

一般的に除雪機の寿命は「10年」と言われている

 

結論から言ってしまうと、除雪機の一般的寿命は「10年」前後と言われています。

 

ただ、それはあくまでも「標準的」な評価です。電化製品に例えれば分かると思いますが、やはり機械モノの寿命は千差万別です。使い方にもよれば、製品の当たり外れもあると思います。なので間違いなく10年使える、とは断言できませんが、およそ「10年」という数字は参考にしてもいいと思います。 

 

メーカーの部品供給期間と減価償却費の耐用年数は共に「10年間」

 

「除雪機の寿命10年説」の根拠となっている理由のひとつに、「メーカーの部品供給期間」が挙げられます。

 

一般的に製造メーカーの交換用部品の供給期間は、その機種のモデル発表時から約10年間と言われています。

 

もちろんそれ以上の長期間に渡り部品供給が続くこともありますが、製造メーカーは「最低10年間」はそのモデルの交換部品を供給するのがモラルであると言われおり、このことから「除雪機の寿命は10年」と言う人も多いのです。

 

また、間接的理由のひとつとして、減価償却資産としての除雪機の「耐用年数」が10年間に設定されていることが挙げられます。確定申告の際の減価償却期間が、除雪機は10年になっているということですね。

 

したがって、除雪機の寿命は10年くらいと考えるのが妥当という結論が導き出されます。

 

除雪機の寿命は「バイク」を想像しよう!

 

除雪機の寿命を想像するのに適しているのが「オートバイ」です。

 

同じ野外で使用する機械製品であり、大型・中型・小型とタイプも色々。また、走行距離やメンテ状態、保管方法などでその寿命期間は決まってきます。あなたが所持する除雪機はどんなタイプなのか? メンテや保管はどうか?

 

そういった一つ一つの条件が、除雪機の寿命の長短を決めると思います。

 

【2】除雪機の寿命と価格ランクは比例するのか?

 

大手メーカーの除雪機の寿命は長いの?

 

「大手メーカー」の除雪機は長寿命(条件付き)

 

除雪機を購入する際、誰もが気になる点として上げられるのが「大手メーカーの除雪機は壊れにくいの?」です。もしくは「寿命が長い?」という疑問ではないでしょうか。

 

これに関しては「条件を満たせば」という注釈付きで「(大手メーカーの除雪機の寿命は)長い」と言っていいかと思います。

 

その条件とは「定期的なメンテナンスを欠かさない」ことです。

 

いかに大手メーカーの高額製品と言えども、やはり一切のメンテナンス無しで長く使うことは出来ません。放置された除雪機は必ずと言っていいほど、いろいろ不具合が出てきます。むろん寿命を縮める原因になります。

 

仮に同ランク(大きさ・馬力等)の除雪機だった場合、使用方法やメンテ・保管等の条件が同一でも、やはり寿命は大手メーカーの方が長いかな? とも思います。

 

ただしその場合、除雪機の価格は大手メーカーの方がかなり高いですから、当たり前と言えば当たり前ですよね……。

 

また、大手メーカーの除雪機の方が寿命が長くなる要因としては、やはり大手ならではのアフターサービスの充実度があります。

 

大手の場合、全国各地に指定修理工場があり、交換部品の供給に関しても中小メーカー以上に安心度が高いです。それらのことからトータル的な「寿命」という見方をすれば、やはり大手メーカーは「長い」と言っていいかと思います。

除雪機の大きさは寿命と関係がある?

 

先に除雪機を「オートバイ」に例える話しをしましたが、バイクで例えれば、走行距離やメンテ・保管等の条件が同一だった場合、やはり、最初に寿命がきてしまうのは「原付」だと思います。

 

それと同じことで、除雪機に関しても大型タイプに比べれば、やはり家庭用小型機の方が先に寿命が来てしまうのは当然のことです。部品一つ一つの強度や耐久性が違いますからね。やむを得ません。

 

除雪機は購入前に自分で「寿命」を決めてからランクを決めよう!

 

誰しもが気になる除雪機の寿命ですが、見方を変えて「果たして自分はこの除雪機をどのくらい利用したいのか」と考えてみてはいかがでしょう?

 

5年?10年?それ以上?

 

その部分をしっかり考えれば、自ずと自分が買うべき除雪機のメーカーや価格のランクが決まってくると思います。

 

「5年使ったら買い替えてもいい」と思えば、無理に大手メーカーに固執する必要はないかもしれませんし、「絶対10年以上使いたい!」と考えているのであれば大手メーカーの除雪機にすべきだと思います。

 

ご自分の購入予算と想定使用期間のバランスを考えて、自分で「寿命」を決めるというのも一つの考え方だと思います。

 

【3】除雪機の寿命を延ばすポイントは何か?

 

実は重要なのは保管場所だ!

 

除雪機の寿命を考える時、実は非常に重要なのが保管場所です。

 

なんといっても除雪機にとっては、実際の稼働よりも、最も長い時間を過ごすのが保管時間!

 

当然、どのような環境で保管されるかは「寿命」を考えるうえで、非常に重要なポイントになります。以下に除雪機保管時の注意点を記します。ご参考にしてください。

 

  • 野ざらし、野外の保管は極力避ける(どうしても野外保管になる場合は防水カバー必須)。
  • 室内保管の場合でも、下は土の地面ではなくコンクリートの方が望ましい。
  • 長期保管の場合は、防水カバーをかけ、さらに防水シート上に除雪機本体を置くのがよりベター。

 

とにかく野ざらし状態が最悪な訳です。

 

錆だらけになってしまっては「寿命」も何もありません。最近は、ケージタイプの除雪機用簡易車庫セットなども販売しています。検討してください。

 

シーズンオフに入る時のメンテナンスは超重要!

 

除雪シーズンが終了すると、そこからは長い保管期に入ります。

 

実は、除雪機の故障の原因として、修理業者が最も例に挙げるのが、この保管時に入る時の「ノーメンテナンス」なのです。使ったら使いっぱなしでしまうのが一番よくないのです。

 

除雪機のマニュアルには、必ず保管時にすべきメンテナンスポイントとその方法が記載されています。これを必ず守ることが大切です。

 

例として、保管時の一般的なメンテナンスポイントを記載します。

 

  • ガソリン&オイルをタンクから抜いて空にする(または満タンにする)(※これについては諸説あります)
  • タンクを空にする(燃料コックを閉じる)。その後にエンジンを始動させ、キャブレーター内の燃料を使い切る
  • 燃料タンクの注ぎ口を清掃する
  • 各部ボルトの破損、腐食、緩みを点検し、防錆スプレーや潤滑油を塗布する
  • バッテリーを再充電し、アース線を外す

 

次の降雪シーズンに入ってから慌てないように、長期保管時のメンテナンスはしっかりと行いましょう。

 

無茶な使い方は除雪機の寿命を縮めるだけ!

 

除雪機を使い始めたばかりだと、なかなかその使い方の加減が分からないもの。まして家庭用小型機(5~8馬力)だと思ったように除雪が出来ず、最初は強引な使用になりがちです。

 

水を含んだ湿った雪を除雪していて、途中から思ったように雪が飛ばなくなったり、固く凍った雪の除雪や地面が土や砂利等の悪路、かなりの大雪などで除雪機が進まなかったりした時に、強引に押して除雪を無理に続けたりすると、それだけで除雪機にはかなりの負担となります。走行ベルトやオーガベルトが伸びたり、各部ギアが擦り減る原因となってしまうのです。

 

そのような強引な使用は、除雪機が「痛い痛い!」と言っているのと同じです。少しでも異常や違和感を感じたらすぐに運転をストップし、各部をチェックしたり、一度に除雪が困難な場合は、何度も少しずつ除雪する。

 

これが除雪機の故障を防ぎ、寿命を延ばすポイントです。

 

とにかく長く使いたいのなら、専門業者でのメンテナンスは欠かせない!

 

丁寧な利用とメンテナンスを続ければ、除雪機の寿命が通常より伸びることは間違いありません。

 

しかし、エンジンブロックや各種ギア関係など、やはり一般人には出来ないメンテナンスというものが存在します。

 

もちろんメーカーも、そういった個所のメンテナンスをユーザーに期待している訳ではありません。ですから、それらのメンテナンスが出来なくとも、急に除雪機が故障することは滅多にありません。しかし、長期間使用を続ければ続けるほど、最終的にそれらの個所に異常をきたすことは当然あり得ます。

 

そういった事態を出来るだけ避け、除雪機本体の寿命を少しでも延ばしたいと考えるのであれば、オフシーズン期間に修理業者にメンテナンスを依頼することを考えなければならないでしょう。

 

業者によっては毎年の定期メンテナンスを推奨するところもありますが、そこはご自分の判断によるところとなります。除雪機を修理業者に定期メンテナンスに出すことは、自動車の「車検」と同じです。特に大型・中型の除雪機ユーザーの方は一度考えてみてください。 

 

まとめ

 

除雪機の寿命はおよそ「10年」です。

 

ただこれはあくまで「標準的な環境」の話。過酷な環境で、いい加減な使い方をしていれば当然寿命は短くなります。

 

無理な使い方はしないということは当たり前ですが、稼働期間よりも長い「保存期間」が除雪機の寿命を延ばすポイントと言えます。

 

  • 野外の保管はNG
  • コンクリート面で保管
  • 防水シートで包んでしまう
  • 各タンクを満たすro空にする
  • ガソリンを使い切る
  • 各部位の清掃
  • 防錆スプレーの散布
  • 潤滑油の補充
  • バッテリーの充電

 

これらのメンテナンスが除雪機の寿命を延ばします。

 

考えてみれば「寿命」というものは機械も人間も同じです。普段から気を付けていれば延びる可能性が高くなるでしょうし、いい加減にしていれば縮まるもの。それが寿命というものです。

 

中には「寿命はそこそこでいい」と考える方もいると思います。ご自分の希望や出来ることを踏まえて、除雪機とのより良い付き合い方を考えてくださいね!

 

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